今月の本の話題

2011.12.05

世界を駆けるオカルト探偵 エドワード・D・ホック『サイモン・アークの事件簿III』[2011年12月]

世界各地で起こる怪事件と対峙する
オカルト探偵の事件簿、第3集


『サイモン・アークの事件簿I』『サイモン・アークの事件簿II』に続く、日本オリジナル短編集第3弾の登場です。
今回も、著者ホック生前に選んだお気に入り作品の中から、さらに厳選した8編を収録しました。8編のうち、5編が本邦初訳となります。
どの作品でも、世界じゅうで起きる、オカルトじみた現象がからむ怪事件を、齢2000歳とも言われる謎の男サイモン・アークが解決していく――という基本フォーマットにのっとった、短編の名手ホックならではの趣向を凝らした謎解きが楽しめます。

また、本書には大のホック・ファンである作家・鳥飼否宇先生に、渾身の解説をご寄稿いただきました。ファンならではの愛情と、作家ならではの鋭い分析にあふれた文章を、本編とあわせ味わってください。
エドワード・D・ホック『サイモン・アークの事件簿III』は12月21日刊行予定です。

※  ※  ※  ※

悪魔と超自然現象にまみえるため、世界を渡り歩く謎の男サイモン・アーク。狂信的な信仰行為で知られる痛悔修道会の儀式の最中、多数の同輩がいる中で信者が刺殺された事件、呪いのナイフや女妖術師が引き起こしたとおぼしき殺人、警戒厳重な古城からのナチス戦犯の消失……いずれ劣らぬ怪奇な事件に、オカルト探偵が犀利な推理力で挑む8編を収録した、瞠目の第三短編集。

(2011年12月5日)

 

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