今月の本の話題

2009.12.07

東京創元社制服コレクション2009!

『秋期限定栗きんとん事件』『捨て猫という名前の猫』『夜叉沼事件』『午前零時のサンドリヨン』に共通することは何だと思います?

 それは、制服です。しかも中高生の着るいわゆる学生服。今年発売された、文庫・単行本が合わせて10点。昨年2008年が2点(『豪華客船エリス号の大冒険』『七つの海を照らす星』)ですから、なんと当社比500%。

 題して「東京創元社制服コレクション2009」をどうぞ!

『秋期限定栗きんとん事件(上)』米澤穂信→詰襟学生服男子
『秋期限定栗きんとん事件(下)』米澤穂信→セーラー服女子
『捨て猫という名前の猫』樋口有介→ブレザー女子
『プラスチック・ラブ』樋口有介→ブレザー男女
『さよならの次にくる〈卒業式編〉』似鳥鶏→ブレザー男女
『さよならの次にくる〈新学期編〉』似鳥鶏→ブレザー男女(コート)
『午前零時のサンドリヨン』相沢沙呼→ブレザー女子
『BG、あるいは死せるカイニス』石持浅海→ブレザー女子
『夜叉沼事件』太田忠司→ブレザー男子
『空色メモリ』越谷オサム→ブレザー女子 (以上発売順)

 いかがですか? ほとんどがブレザーと、セーラー服派には残念な結果となりましたが、甲乙つけがたい制服カバーだと思いませんか?
 皆さんお気に入りの制服を捜してみてください。
 また、
『最上階ペンタグラム』南園律→看護師制服
『配達あかずきん』大崎梢→書店制服
という2点も学生服ではありませんが加えることができます。

 ちなみに、
2007『雲上都市の大冒険』山口芳宏
2008『七つの海を照らす星』七河迦南
2009『午前零時のサンドリヨン』相沢沙呼
と鮎川哲也賞では3年連続で学制服が登場しています。来年度第20回という記念の年に授賞される作品は果たして?
(2009年12月7日)

 

【2009年3月以前の「本の話題」はこちらからご覧ください】

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