今月の本の話題

2009.10.05

幼い探偵姉妹が大活躍! マイケル・バックリー『グリム姉妹の事件簿2 学校の怪事件』

●最新刊『グリム姉妹の事件簿2 学校の怪事件』

 仮病をつかったり、なんだかんだと理由をつけての引き延ばし作戦もついにネタギレ、フェリーポート・ランデヒングの学校に通う羽目になってしまったサブリナとダフネ。
 白雪姫のホワイト先生が担任のクラスに入ったダフネはすっごく楽しそうだが、いたずら好きの同居人パックのせいで、転校初日からとんでもない髪型にされたサブリナは、いじめっ子の恰好の標的にされ、前途多難なスタート。
 そんなとき、学校でおそろしい事件が発生! サブリナの担任の先生が変わり果てた姿で発見されたのだ。いくら嫌な先生とはいえ、こんな目に遭っていいわけがない。
 犯人は怪物!? 事件の捜査はグリム一族のにまかせろとばかり、姉妹+1はおばあちゃんともども捜査に乗り出した。

 ヘンテコな学校のヘンテコな事件で探偵姉妹が大活躍。シリーズ第2弾。


『グリム姉妹の事件簿1 事件のかげに巨人あり』

 サブリナとダフネのグリム姉妹は、両親が失踪し孤児院で暮らしていた。
 これまでとんでもない里親の家から脱走する名人だったが、今度サブリナとダフネを引きとるのは、なんとふたりの祖母だというのだ。
 でも、おかしい。パパはおばあちゃんは亡くなったって言ってたはず……
 おばあちゃんだという老婦人レルダは大歓迎してくれたけど、町はしょぼくて映画館もショッピングモールも美術館もない。あごがガクガクしそうなオンボロ車に乗ってたどり着いた家は壁から天井までおかしなタイトルの本だらけ。同居人というひょろひょろの老人はなんだか怪しげ。おまけに料理の色もヘン。
 疑惑を深める姉のサブリナをよそに、妹のダフネはレルダにも、レルダの同居犬エルヴィス(巨大なグレートデーン)にもすっかりなついてしまった。
 レルダによると一族はかの有名なグリム兄弟の子孫で、なんとフェリーポート・ランディングの町に住むおとぎ話の登場人物たちの見張りをしつつ、代々探偵業を営んでいるという。
 信じるもんかとがんばるサブリナの目の前で、なんとレルダが車ごと巨人にさらわれてしまった! 

 おかしな町でおこるおかしな事件に幼い探偵姉妹が大奮闘。「ニューヨークタイムズ」ベストセラーに輝く〈グリム姉妹の事件簿〉第1弾。

「思わず引きずり込まれてしまう面白さ。ユーモア、スリル、はちゃめちゃな登場人物。読み始めたら、止まらなくなること間違いなし!」
――〈ダラス・モーニングニュース〉
(2009年10月5日)

 

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