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2017.03.22

「唐様(からよう)で貸し家と書く三代目」とか言われる。チヤホヤされて育った三代目には隆盛の家を維持できない喩(たと)えだ。また「鉄は熱いうちに打て」というのもある。若いうちに鍛えておかないと、ろくな...

2017.03.21

眠狂四郎は、時代小説の大家・柴田錬三郎が生み出した、ダークヒーローの剣士。転び伴天連(バテレン)の父と武士の娘である母の間に産まれるという、暗い生い立ちを背負っています。その生い立ちから虚無と孤独を...

2017.03.17

 真夜中すぎ、16歳のマイクはかなりのスピードで車を飛ばしていた。今日、出かける前に夜中の12時までに帰るようにきつく言われたのだ。もう過ぎてしまったが、少しだけなら……  そのときヘッドライトの光...

2017.03.16

“謎”の第一部。“驚愕”の第二部。そして、“慟哭”の結末。 3月21日発売のエリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』を言い表すとしたら、まさにこの一文がふさわしいと思います。 第二次世界大戦...

2017.03.14

お待たせいたしました。キム・スタンリー・ロビンスンの〈火星三部作〉のラストを飾る完結編『ブルー・マーズ』は、創元SF文庫より4月中旬に刊行予定です。  とはいえ、第一部『レッド・マーズ』と、第二部で...

2017.03.10

 主人公のカレンス・ドナテアは、地方貴族の嫡男。領地のバスタ村は、大国エルミーヌの北西端に位置する寒冷なエルー領の小さな農村だが、父のドナテア卿は監督官として村人から尊敬され、カレンスも何不自由ない...

2017.03.09

●最新刊『魔導の福音』  朗々とした声が体中に染みわたるような気がし、周囲の動物たちの息遣いや植物の鼓動まで聞こえて来るような気がした。まるで世界と自分が一体となり、境目がなくなるような不可思議な感...

2017.03.08

 昨年11月に7年ぶりの〈匠千暁シリーズ〉最新作『悪魔を憐れむ』(幻冬舎)を刊行。同作は、第17回本格ミステリ大賞の候補作(今年5月12日発表予定)に選ばれるなど、いま乗りに乗っている、西澤保彦さん...

2017.03.07

●最新刊『ルート66〈上下〉』 「キャシーよ、迷子になっちゃったの」  そう言って、マロリーは、何度も夜中に長距離電話をかけ続けた。ストリートチャイルドだったマロリーが、マーコヴィッツに引き取られて...

2017.03.03

創元推理文庫より発売中の、河野裕『最良の嘘の最後のひと言』。大企業の採用試験を舞台に、史上初の超能力者同士の騙し合いを描くミステリです。発売即重版や、読書メーター「読みたい本」ランキングで、日間第1...
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