星雲賞候補作2編を全文無料公開!
高山羽根子「おやすみラジオ」
リチャード・マッケナ「狩人よ、故郷に帰れ」(中村融 訳)

2014年に刊行した高山羽根子「おやすみラジオ」(創元日本SF叢書『うどん キツネつきの』収録)とリチャード・マッケナ「狩人よ、故郷に帰れ」(創元SF文庫、中村融編訳『黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選』収録)が第46回星雲賞参考候補作に選出されたことを記念して、両作品を全文無料公開いたします。(公開期間:4月27日~6月13日)

公開は終了いたしました。
公開期間は4月27日~6月13日です。

第46回星雲賞は、4月18日から6月13日にかけて第54回日本SF大会参加者による投票がおこなわれ、8月29日に第54回日本SF大会「米魂(こめこん)」(開催地・鳥取県米子市)で発表される予定です。その他の候補作など、詳細は下記リンク先をご確認ください。
 ●第54回日本SF大会「米魂(こめこん)」公式サイト
 ●2015星雲賞参考候補作一覧・投票ページ



高山羽根子
『うどん キツネつきの』
(創元日本SF叢書)
  中村融 編訳
『黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選』
(創元SF文庫)
うどん キツネつきの
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黒い破壊者
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高山羽根子(たかやま・はねこ)
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」で、第1回創元SF短編賞佳作となる。2014年11月、第一短編集『うどん キツネつきの』を刊行。同書に書き下ろした短編「おやすみラジオ」が第46回星雲賞日本短編部門参考候補となる。

リチャード・マッケナ(Richard McKenna)
1913年生まれ、アイダホ州出身。18歳で海軍に入隊し、1953年に除隊して小説を書き始める。代表作The Sand Pebbles(1962年)はロバート・ワイズ監督、スティーヴ・マックイーン主演の映画『砲艦サンパブロ』(1966年)として映画化された。デビュー作「闘士ケイシー」を皮切りにSF分野でも活躍し、没後発表の短編「秘密の遊び場」(1966年)はネビュラ賞を贈られた。1964年没。

中村融(なかむら・とおる)
1960年生まれ。中央大学卒業。SF・ファンタジイ翻訳家、研究家、アンソロジスト。主な訳書に、ウェルズ『宇宙戦争』『モロー博士の島』ハワード《新訂版コナン・シリーズ》など、また主な編著に『影が行く』『地球の静止する日』『時の娘』『時を生きる種族』《奇想コレクション》シリーズ(河出書房新社)などがある。

(2015年4月27日)




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