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2012.01.06
短編ミステリ読みかえ史 【第34回】(1/2) 小森収
こと短編に話を限るならば、作家エラリー・クイーンよりも、編集者エラリー・クイーンの方が、ミステリの世界に貢献した度合は、比べものにならないほど大きいでしょう。そして、編集者としてのクイーンの仕...
2011.12.05
短編ミステリ読みかえ史 【第33回】(1/2) 小森収
第一次大戦の戦勝に沸き、都市を中心に新しい文化の発揚が顕著だった1920年代のアメリカでは、それまで大部分が、イギリスのものか、そのイミテイションであったミステリを、自分たちのものに取り戻そう...
2011.11.07
短編ミステリ読みかえ史 【第32回】(1/2) 小森収
フランク・グルーバーは、パルプマガジン出身のミステリ作家の中で、おそらく二番目に成功した作家でしょう。一番は、アール・スタンリイ・ガードナーです。もちろん、これは商業的な意味においてです。グルーバ...
2011.10.05
短編ミステリ読みかえ史 【第31回】(1/2) 小森収
レイモンド・チャンドラーの「待っている」は、慎重に読み進むことを要求する短編小説です。私は15年ほど前に稲葉明雄訳で読みました。それから10年ほど経って、田口俊樹訳(現在は『トラブル・イズ・マ...
2011.09.05
短編ミステリ読みかえ史 【第30回】(1/2) 小森収
1933年に「ゆすり屋は撃たない」でデビューしたレイモンド・チャンドラーは、以後、1年に2~4編の中編(ないしは長い短編と呼ぶべきもの)を書いていきます。37年の「トライ・ザ・ガール」までの1...
2011.08.05
短編ミステリ読みかえ史 【第29回】(1/2) 小森収
レイモンド・チャンドラーは、ミステリの歴史の中でも逃すことの出来ない名前ですが、どうも、私は相性がよろしくない。最初に読んだ「ヌーン街で拾ったもの」は、子ども向けの翻訳だったので、勘定に入れな...
2011.07.05
短編ミステリ読みかえ史 【第28回】(1/2) 小森収
ミステリマガジンの8月号が、没後50周年として「なぜハメットが今も愛されるのか」と題した特集を組んでいます。特集の題名は、はったりでつけただけのように見えますが、「チューリップ」など未訳の3編...
2011.06.06
短編ミステリ読みかえ史 【第27回】(1/2) 小森収
1930年11月号の「死の会社」を最後に、ブラック・マスクを去ったダシール・ハメットは、約2年の間、短編を書いていません。すでに『ガラスの鍵』の連載を終え、この年出版された『マルタの鷹』は大成...
2011.05.06
短編ミステリ読みかえ史 【第26回】(1/2) 小森収
ダシール・ハメットの初期の短編は、コンティネンタル・オプが登場する、探偵が事件を捜査するディテクションの物語と、オプの出ない、ディテクションの小説ではないものとに大別されました。作品の多くは、...
2011.04.05
短編ミステリ読みかえ史 【第25回】(1/2) 小森収
長編に手を染める前のダシール・ハメットを読み返すことで、ハードボイルドミステリの発生に到る道筋を確認する作業の一環として、当時のブラック・マスクの他の作家の小説に目をやっておきましょう。といっ...
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