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2022年9月に刊行された『Genesis この光が落ちないように』の巻頭を飾った、八島游舷「応信せよ尊勝寺」は、第9回創元SF短編賞受賞作「天駆せよ法勝寺」の前日譚にあたります。星寺・法勝寺の管長をつとめる巌真の若き日が描かれます(「応信せよ尊勝寺」は短編単体の電子書籍としてもご購入が可能です)。

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そして毎月27日は、仏壇の日。全日本宗教用具協同組合が制定した記念日です。
これに合わせて「天駆せよ法勝寺」を、本日より期間限定で東京創元社サイトの立ち読みページ限定で無料公開いたします。

なお八島さんは、この「尊勝寺」を序章とする『天駆せよ法勝寺[長編版]』を、来年刊行目指して鋭意執筆中です。ご期待ください。

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【内容紹介】
巨大な九重塔・法勝寺は、仏教発祥の星・閻浮提を代表する星寺にして最新鋭航行機能を備えた飛塔である。三十九光年離れた星の大仏の御開帳に向かうため、七名の宇宙僧を乗せ、四十九日の旅に出るが……飛行中の法勝寺を怪異現象が襲う。日経「星新一賞」と「創元SF短編賞」を連続受賞した新鋭が放つ、驚天動地の仏教スペースオペラ!

【著者紹介】
八島游舷(やしま・ゆうげん)
2018年、第5回日経「星新一賞」を「Final Anchors」で受賞(電子書籍アンソロジー『日経「星新一賞」第五回受賞作品集』に、また加筆修正版が伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(ハヤカワ文庫JA)に収録)、直後に第9回創元SF短編賞を「天駆せよ法勝寺」で受賞。他の作品に「時は矢のように」(創元SF文庫『時を歩く』)、「アート・テロリスト」(小説すばる2020年10月号)など。またYouTubeで、日本とアジアのSF作品を英語で紹介するチャンネル「Sugoi Fushigi Show」のメンバーとして活動中。

「天駆せよ法勝寺」電子書籍版の購入はこちらから。
有料版には本文挿絵として加藤直之さんの描き下ろしカラーイラスト2点を収録。また、巻末に第9回創元SF短編賞の選評も掲載しています。