常に太陽に同じ面を向ける植民惑星の、永遠の昼と夜に挟まれた黄昏地帯で、ゆるやかに衰退してゆく人類。ソフィーは愛する対象であり革命を志すビアンカをかばって街を追放されるが、永遠の夜の中で異質な知的生命体と出会い、人類がこの過酷な惑星で生き延びるための重大な秘密に迫ってゆく……。ネビュラ賞・ローカス賞受賞『空のあらゆる鳥を』の新鋭作家が放つ、清新なSF。ローカス賞SF長編部門受賞・ヒューゴー賞候補作。


青春破滅SF『空のあらゆる鳥を』のチャーリー・ジェーン・アンダーズ、新作は遠未来の植民惑星を舞台としたSF。灼熱地獄の昼と凍てつく夜に挟まれた永遠の黄昏地帯に位置する、ふたつきりの人類の都市を主な舞台として、物語はふたりの女性の視点から語られます。
 交錯する彼女たちの運命、そしてファースト・コンタクトの行方はいかに? 『永遠の真夜中の都市』は3月上旬発売です。お楽しみに。

■著者紹介
チャーリー・ジェーン・アンダーズ
Charlie Jane Anders
米国コネチカット州生まれ。ケンブリッジ大学で英文学とアジア文学を学ぶ。2012年に"Six Months, Three Days"でヒューゴー賞中編部門を受賞。『空のあらゆる鳥を』でネビュラ賞長編部門・ローカス賞ファンタジイ長編部門・クロフォード賞の三冠に輝く。『永遠の真夜中の都市』でローカス賞SF部門を受賞。2008年にサイエンス・カルチャー・ウェブサイトio9を共同創設した人物でもある。トランスジェンダー女性で同性愛者。

■訳者紹介
市田泉
Izumi Ichida
1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家。訳書に、シャーリイ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』、ジョナサン・キャロル『薪の結婚』、ソフィア・サマター『図書館島』『翼ある歴史』、レイ・ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子と共訳)など多数。