営業部では2ヶ月に一度、その月の中旬頃に、これまでに刊行された文庫のオビとPOPのデザインを一新して書店さんにお送りする「激押し!」という企画を行っております。
2021年12月の激押しタイトルは『龍の耳を君に デフ・ヴォイス』(丸山正樹)です!

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【内容紹介】荒井尚人は、ろう者の親から生まれた聴こえる子――コーダであることに悩みつつも、ろう者の日常生活のためのコミュニティ通訳や、法廷・警察での手話通訳に携わっている。場面緘黙症で話せない少年の手話が殺人事件の目撃証言として認められるかなど、荒井が関わる三つの事件を優しい眼差しで描いた連作集。『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』に連なる感涙のシリーズ第二弾。解説=頭木弘樹

本作は読書メーターやビブリオバトルのチャンプ本として話題になった『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(文春文庫)の続編で、今月上旬にはシリーズ第3弾となる『慟哭は聴こえない』を文庫化いたしました。つい先日、丸山さんが刊行した『ワンダフル・ライフ』(光文社)が「読書メーター OF THE YEAR 2021」の第1位に選出されるなど、著者の注目度も高まっています。 

写真②

オビでは辻村深月先生からいただいたコメントを、POPでは「読書メーター OF THE YEAR 2021」をアピールさせていただきました。シリーズ第4弾の『わたしのいないテーブルで』も好評発売中です。
店頭でお見かけの際は是非お手にとってみて下さい。