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お待たせいたしました。創元SF文庫よりお贈りする『SFマンガ傑作選』(福井健太・編)、とうとう11月下旬に刊行されます!

手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都、石ノ森章太郎、諸星大二郎、竹宮惠子、山田ミネコ、横山光輝、佐藤史生、佐々木淳子、高橋葉介、水樹和佳子、星野之宣……SFマンガの黄金期ともいうべき1970年代の作品を中心に綺羅星のごとき14編を収めた、ベスト・オブ・ベストの傑作マンガ・アンソロジー! 編者による各作品解説と、30ページを超す巻末の「SFマンガ史概観」も充実。

「今回は黄金期である一九七〇年代を中心として、メジャー作家の名篇を採ることにした。目的は……有用な起点を示すことにある。各々の著作に手を伸ばし、描き手やテーマのリンクを辿り、SFマンガの世界を渉猟してもらえれば幸いである」
(巻末収録「SFマンガ史概観」より)  

注目の収録作は以下の14編のラインナップ。黄金期を代表する名品の数々、堪能していただければ幸いです。

手塚治虫「アトムの最後」(1970)
松本零士「ヤマビコ13号」(1971)
筒井康隆「急流」(1971)
萩尾望都「あそび玉」(1972)
石ノ森章太郎「胎児の世紀」(1972)
諸星大二郎「生物都市」(1974)
竹宮惠子「ジルベスターの星から」(1975)
山田ミネコ「冬の円盤」(1977)
横山光輝「昆虫惑星」(1977)
佐藤史生「金星樹」(1978)
佐々木淳子「リディアの住む時に…」(1978)
高橋葉介「ミルクがねじを回す時」(1979)
水樹和佳子「樹魔」(1979)
星野之宣「残像 AN AFTER IMAGE」(1980)

SFマンガ傑作選 (創元SF文庫)
東京創元社
2021-11-29