こんにちは、営業部のFです。
こちらの営業部日誌では、出版社の営業部が普段どういったことをやっているのか定期的にご紹介しています。POPの製作過程オリジナルフェアの準備とか。実はもうあらかた紹介してしまいました。どうしようかなと悩んでいたのですが、つい先日桶川にある東京創元社の倉庫にヘルプで勤務しまして、ここについてあまり触れたことがないという事実に気づきました。というわけで本日の営業部日誌では東京創元社の物流部門、出版流通センターについて少しご紹介させていただきます。

大きな出版社では自前の倉庫ではなく外部に委託している版元もあるようですが、東京創元社は自前の倉庫を持っています。それが埼玉県は桶川市にある「東京創元社出版流通センター」です。最新刊はまた別のルートですが、普段みなさんが書店店頭で見ている東京創元社の商品はすべて流通センターから出荷しています。そんな東京創元社の商品を管理している倉庫ですが、管轄は営業部です。本社の営業部員のほとんどは流通センターでも定期的に働きます。ということもあって営業部員は倉庫でスムーズに働けるようにフォークリフトの免許を持っています。私も入社当初に取りました。つぶしがききそうでとてもありがたいです!

流通センターの主な役割は2つ。注文をいただいた商品を販売会社(取次)等にお送りする出荷作業と書店から返品された商品を綺麗にする改装作業です。ご存じの方も多いと思いますが、実は出版物は一定の条件のもと返品が出来るのです。帯が破けてしまった等で書店店頭に置けなくなってしまった書籍は出版社に返品することが出来ます。流通センターではそうした書籍を綺麗な状態に戻して再度出荷できるように整える場所でもあるのです。
今でこそ見慣れてしまいましたが、10年前に入社した私は流通センターに並ぶ書籍に圧倒された記憶があります。

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ちょっと壮観ですよね。画像はキャロル・オコンネルの〈キャシー・マロリー〉シリーズです。当然ですが1冊ずつ並んでいるわけではないので普通の本棚とは違う光景ですよね。1,000点以上商品がこのように並んでいます。

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こちらの画像のエリー・グリフィス『見知らぬ人』のような刊行したばかりの新刊は注文が多いのでパレットという木の板に載せた状態で保管しています。こんなにいっぱいあるのに、1日でなくなったりします。どんどん在庫が減っていく様子を見ると気持ちが良いです。

流通センターで働いているとどういった商品の出荷が多いのか、ニーズに直に触れることが出来ます。自前の倉庫を持つ東京創元社ならではの強みですよね! 今後もみなさんの所に東京創元社の作品がちゃんと届くように業務を遂行してまいります! それではまた次回!

見知らぬ人 (創元推理文庫)
エリー・グリフィス
東京創元社
2021-07-21