Moonflower
【原書の書影です。実際のカバーとは異なります】

お待たせしました!
2018年刊行の『カササギ殺人事件』で、

・『このミステリーがすごい! 2019年版』海外編 
・〈週刊文春〉2018ミステリーベスト10 海外部門
・『2019本格ミステリ・ベスト10』海外篇
・〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
・2019年本屋大賞〈翻訳小説部門〉
・第10回翻訳ミステリー大賞
・第7回翻訳ミステリー読者賞


これらすべてで1位に輝き、続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』でも年末ミステリランキングで高い評価を得たアンソニー・ホロヴィッツ。その最新作『ヨルガオ殺人事件』上・下巻を2021年9月上旬に刊行します。

この『ヨルガオ殺人事件』『カササギ殺人事件』の続編です。続編刊行を知ったとき、「え! 続きが読めるの!」と、翻訳者の山田蘭さんも担当編集者も驚き、嬉しい悲鳴を上げました。
『カササギ殺人事件』の続編とはどういう設定なのか、『カササギ殺人事件』があれだけ良かったのだから出来は……と不安と興味が半分半分でしたが、見事にそのハードルをホロヴィッツさんは超えてくれました。ミステリを愛するすべての方々にぜひ読んでいただきたい傑作です。
ちなみに、一足早くゲラを読んだ弊社の編集者の感想を紹介しますと――

本筋も面白い、作中作も面白い。読み始めたら夢中になって、傘を電車に置き忘れてしまった。傘は悔しいけど、めちゃくちゃ面白いミステリを二冊読んだ満足感でおつりがくる。一粒で二度美味しいとはまさにこのこと。『カササギ殺人事件』をしのぐ興奮。すごいね、ホロヴィッツ!(編集部K)

ものすごいミステリを読んでいる、と夢中になって読み進み、大興奮のうちに最終ページを読み終えたと思ったら、なんと、ものすごいミステリを2作読み終えていた! 茫然。なんといううまさ! これを読んでいる間は、通勤電車で座れなくてもまったく苦になりませんでした。何時間立たされていても、これさえあれば……(編集部I)

またまた「やられたーっ!!」と大絶叫しました。こんなにさりげない、見事な伏線を思いつくなんて!! 『カササギ殺人事件』を読んだときの興奮を再び味わいました。今年のホロヴィッツもすごい!(編集部S)

そんな『ヨルガオ殺人事件』へ、みなさまに熱いご感想コメントをお寄せいただきたく、発売前ゲラ読みキャンペーンを実施します。
募集人数は30名です。
また今年も昨年と同様、巣ごもり応援企画として、シリーズ第1作『カササギ殺人事件』上・下巻とセットでゲラをお送りするコースもご用意しました。こちらのコースの募集人数は10名です。
いずれのコースも、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

どちらのコースも応募期間は、2021年7月12日(月)~7月19日(月)です。

※ゲラ版は、最終稿前のコピーです。印刷・製本されたものではありません。ご了承ください。

【あらすじ】
『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵アティカス・ピュント・シリーズの『愚行の代償』。かつてわたしが編集したミステリだった……。巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件! 『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ!

■ご応募について
・応募資格
7月26日(月)頃に発送する『ヨルガオ殺人事件』のゲラをお読みいただき、8月23日(月)までに感想などのコメントをいただける方

・応募URL
以下のURLのフォームからお申し込みください。

『ヨルガオ殺人事件』ゲラ版先読み応募フォーム

・応募期間
2021年7月12日(月)~7月19日(月)

・募集人数
 1.ゲラ版のみのコース:30名
 2.ゲラ版+『カササギ殺人事件』のコース:10名
 (ともに応募多数の場合は抽選とします)

・結果発表
当選者にはメールでお知らせしたうえ、ご登録いただいたご住所へゲラをお送りします。

・コメントについて
コメントは、こちらでご用意させていただくフォームに、2021年8月23日(月)までにご記入ください。

※いただいたコメントは、書籍の帯、書店用POP、チラシ等の販促物の他、ホームページおよびTwitter、Facebook等で使用させていただく場合があります(コメント締切の8月23日の前よりご紹介させていただくことがございます)。

※ご自身のブログ、Twitter等への書き込み・ご紹介については大歓迎いたします。Twitterで本書のご感想をつぶやかれる場合は、ハッシュタグ「 #ヨルガオ殺人事件 」をご活用ください。変更がある可能性がございますので、ゲラからの本文の引用はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

■書誌情報
タイトル:『ヨルガオ殺人事件』上下
著者 :アンソニー・ホロヴィッツ
訳者 :山田蘭
判型:創元推理文庫
予価:各1,100円 (本体価格:1,000円)
予定ページ数:上巻448ページ、下巻432ページ
装幀:Will Staehle / 中村聡
刊行:2021年9月上旬予定

■著者紹介
アンソニー・ホロヴィッツ/Anthony Horowitz
イギリスを代表するミステリ小説家。代表作であるヤングアダルト向けのアレックス・ライダー・シリーズは世界中で1900万部以上売れている。テレビドラマの脚本家としても定評があり、英国アカデミー賞に輝いた『刑事フォイル』をはじめ、人気作品を数多く手がけた。最近では伝統あるオールド・ヴィック劇場の理事に就任し、様々な全国紙や雑誌に定期的に寄稿するなど、幅広く活躍中。2014年1月、文学活動における功績を認められ、大英帝国勲章のオフィサー(OBE)に叙させられた。007やシャーロック・ホームズの新作を、著作権者公認で手掛けている。

■訳者紹介
山田蘭/Lan Yamada
英米文学翻訳家。アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』『メインテーマは殺人』『その裁きは死』、D・M・ディヴァイン『悪魔はすぐそこに』、ポール・ギャリコ『トマシーナ』、ルイス・ベイヤード『陸軍士官学校の死』、ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』など訳書多数。

【会社概要】
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