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デビュー作にして、『このミステリーがすごい!』をはじめとする主要ミステリランキングで3冠達成、本格ミステリ大賞を受賞。さらには本屋大賞第3位に選ばれ、映画化・コミカライズもされた『屍人荘の殺人』
死の予言とミステリの組み合わせに挑み、各ミステリランキングベスト3に連続ランクインしたシリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』
いま最も続編を待たれるシリーズとなった今村昌弘先生の最新作のタイトルと刊行日が決定しました!

タイトルは『兇人邸(きょうじんてい)の殺人』

刊行日は2021年7月29日となります。

【内容紹介】
『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後――。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟”として人気を博す地方テーマパークだった。園内にそびえる異様な建物「兇人邸」に、比留子たちが追う班目機関の研究成果が隠されているという。深夜、依頼主たちとともに兇人邸に潜入した二人を、“異形の存在”による無慈悲な殺戮が待ち受けていた。待望のシリーズ第3弾、ついに刊行!

【今村昌弘先生より、読者の皆様へ】
大変お待たせしてしまいましたが、剣崎比留子シリーズの第三作をお届けできそうです。今回も班目機関の研究に絡んだ事件を描くことになりましたが、その中で強く感じたのは、私は特殊な設定によるトリックよりも、それによって生じる奇妙な論理や行動の必然性を描くのが好きらしいということです。
今作で葉村と比留子はこれまでの本格ミステリにない状況に巻きこまれ、その行動で探偵と助手の本質を自らに問うことになります。ぜひ彼らの選択から目を離さず、そして皆さん自身が最後まで思考を止めることなく読み進めていただきたい。

それでは兇人邸にてお待ちしております。

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本日より各オンライン書店および電子書籍販売サイトで『兇人邸の殺人』の予約受付を開始しました!
※店舗によっては予約開始日時が前後する場合があります。
※書店店頭でのご注文に関しては各書店に直接お問い合わせください。

◆書誌情報
書名:『兇人邸の殺人』(きょうじんていのさつじん)
著者:今村昌弘(いまむら・まさひろ)
本体価格:1,700円(税込価格:1,870円)
ISBN:978-4-488-02845-9
判型:四六判上製

◆今村昌弘(いまむら・まさひろ)プロフィール
1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。

■ご予約について
『兇人邸の殺人』は以下のサイトでご予約が可能です。(※2021年5月26日現在)

また、電子書籍でもご予約が可能です。



魔眼の匣の殺人 屍人荘の殺人シリーズ
今村 昌弘
東京創元社
2019-02-20