2月12日、待望のシリーズ第2弾『記憶翻訳者 みなもとに還る』(門田充宏・著)が刊行になります。
【あらすじ】
記憶を翻訳できる技術が開発された近未来。依頼人の記憶データを第三者にもわかるように翻訳する記憶翻訳者(インタープリタ)として働く珊瑚が、仕事を通して自分の失われた過去に迫る、という「記憶と人格をめぐるSFエンタテインメント」(長谷敏司さんの解説より引用)です!!


整理しますと、記憶翻訳者シリーズは、

・『風牙』(創元SF叢書)
風牙 (創元日本SF叢書)
門田 充宏
東京創元社
2018-10-31

【収録作】
「風牙」(第5回創元SF短編賞受賞作)
「閉鎖回廊」
「みなもとに還る」
「虚ろの座」

↓文庫化にあたり再編集、書き下ろしを追加!

・第1弾『記憶翻訳者 いつか光になる』(創元SF文庫)
記憶翻訳者 いつか光になる (創元SF文庫)
門田 充宏
東京創元社
2020-10-22

【収録作】
「風牙」
「閉鎖回廊」
「いつか光になる」……書下ろし
「嵐の夜に」……書下ろし

【収録作】
「流水に刻む」……書下ろし
「みなもとに還る」
「虚ろの座」
「秋晴れの日に」……書下ろし

さらにその先の物語

『追憶の社』(創元SF叢書)
追憶の杜 (創元日本SF叢書)
門田 充宏
東京創元社
2019-05-11



となっています。『記憶翻訳者 いつか光になる』の告知で同じ内容を見た? 
大事なことなので2回言いました。大事なことなので。

自分にとって大切な記憶はなんだろうか、
どんな記憶をとどめておきたいだろうか、
そして人生の最後にみたいのは、どんな光景か――
このシリーズを読むと考えずにはいられません。

こう書くとシリアス一辺倒な印象を抱かせてしまうかも知れませんが、
中世ファンタジーっぽい仮想空間で妖精さんの姿になった珊瑚が
全力鬼ごっこをしています。
なんでそうなった、と思われたあなた。ぜひ本書でご確認ください。

シリーズ第2弾となる『記憶翻訳者 みなもとに還る』
お待ちいただいた皆様も、初めましての皆様も、
お楽しみいただけますように!