北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの金字塔的なシリーズ〈クルト・ヴァランダー・シリーズ〉
マンケルが創造した刑事クルト・ヴァランダーは、第一巻『殺人者の顔』で、離婚の痛手から立ち直れず、娘には反抗され、年老いた父親とはうまくいかないという、典型的な冴えない中年男として登場しました。

でもこのシリーズは、ただのスウェーデンの片田舎の警察を舞台にしたミステリではありません、外国人労働者問題、DV、IT犯罪など、今日の日本でも十分に通用する犯罪事件を追う、リアルな刑事の姿を描いています。
そんなシリーズも、8月刊行の『苦悩する男』で完結。六十歳を過ぎ、第一線をしりぞきつつあるヴァランダーは、娘リンダのパートナーの父親が失踪した事件を解決しようと奔走します。

最終刊刊行を記念して、既刊の人気投票を行いたいと思います。
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投票してくださった方の中から、抽選で5名様に最新巻『苦悩する男』(8月27日刊行)をプレゼントいたします。

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