どうも営業部のFです。読者の皆様はお元気でしょうか。
春先と比べて、少しずつ以前のような日常に戻った気もしますが、まだまだ油断できない日が続いて不安ですね。弊社でも4月5月辺りは通常とは異なる勤務形態で、私もテレワークを体験しておりました。多くの出版社もテレワークに切り替えていたようですね。私みたいな会社に近づくにつれてやる気を出すタイプの人間にはメリハリの付け方が難しく感じたものですが、慣れてくると周囲に誰もいない分集中しやすくて良いものですね。新型コロナウィルス感染症が収束しても取り入れ続ける企業ありそうだなと思いました。

ただ、小売業はそうはいかないです。出版業界では書店さんがそれにあたりますね。書店さんは出版社以上にとても大変な思いをしていました。外出する人間が減ることによる売り上げの低下。さらに営業時間短縮から休業と、これまでなかった事態がすごいスピードで立て続けに起こりました。そうした状況で何かお役に立てることはないかと多くの出版社が今、書店支援企画というものを始めています。その中で弊社も独自の支援策を行おうとこんなことを始めてみました。

「棚画像の送付で欠本チェックができます!」


休業されていた書店さんがようやく営業を再開できたとき、再開を待ち望んでいたお客様がお店に殺到したという話を耳にしました。それを聞いて私は、今頃書店員さんはお客様対応に時間を割かれて、棚の管理にまで手が回らないのではと思ったのです。

書店さんの棚を想像してみてください。とにかく色々な本が差さっていますよね。それを一冊ずつ管理するって、なかなか面倒なことだと思いませんか。ある程度時間に余裕がなければ手を回せない仕事なのです。本来であれば、私が実際に出向いて少なくなった商品を提案すべきところですが、お店に伺うということは、書店員さんの対応する相手がお客様から私に切り替わるだけです。それだと意味がないじゃないですか! じゃあどうする⁉ リモートでやろう! それなら書店員さんはすき間時間にお申込みいただくだけで棚の管理をできると思ったわけです。

なんとなく思いつき、なんとなく企画書もないまま口頭で上司に提案したところ、「あ、いいよー」とあっさり許可が下りました。軽いですねー(もちろんその後に企画書を提出してますよ!)。営業部員全員が共有できるようマニュアルや専用シートを作り、お申込みフォームを立てるなどして、思いついてから1週間ほどで企画がスタートしたわけです。

実際の棚のメンテナンス作業については、以前このコーナーで触れています。


これは直接お店でやった場合の話ですが、まあやる場所が違うだけで、業務内容は同じです。棚のメンテナンスとは、どういったものなのかはぜひそちらのほうでご確認ください。

おかげさまで企画実施から1週間ほど経ちましたが、すでに40件以上のご注文をいただいております。まだまだお申込みお待ちしておりますので、もし書店員さんが本稿をご覧になっているようでしたら、閉店後にパシャっと棚画像を撮って、ポチっとお申込んでみてはいかがでしょうか。



ご検討よろしくお願いいたします!
それではまた次回!