昨年の『カササギ殺人事件』に続き、すべての年末ランキングでアンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人』を第1位に選んでいただきました!
*第1位『このミステリーがすごい! 2020年版』海外編
*第1位〈週刊文春〉2019ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2020本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
すべての年末ミステリランキングで2年連続1位になったのは史上初。また『このミステリーがすごい!』海外編で2年連続1位になったのは、2004年版と2005年版のサラ・ウォーターズ以来、約15年ぶりの快挙です。
これも読んでくださった皆様・ご投票くださった方々のおかげです。著者のホロヴィッツさん、翻訳の山田蘭さんに成り代わって、厚く御礼を申し上げます。
元刑事ダニエル・ホーソーンと著者アンソニー・ホロヴィッツが探偵と助手を務めるこのシリーズは全10作の予定。第2作のThe Sentence Is Deathは、すでに本国では刊行されており、日本でも来年に創元推理文庫から刊行します。
今度の殺人事件の被害者は独身の離婚弁護士。現場には飲まれていないワイン、壁にはペンキで182という文字が書き殴られていて……と、ミステリファンならご存じの方も多い、あの有名作を彷彿とさせる事件で幕が開けます。
そして、さらになんと『カササギ殺人事件』の続編MOONFLOWER MURDERSも書き上がったとか!
今後ともホロヴィッツさんの作品にどうぞご期待下さい。
(編集部K)