過日、江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』全収録作の好きな短編投票をTwitterで開催いたしました。投票してくださった皆様、誠にありがとうございました。

投票ツイートはtogetterにまとめさせていただきました。ぜひあわせてご覧下さい!


それでは、投票結果を発表いたします!! 

* * *

1位 17票  

「二壜のソース」ロード・ダンセイニ 宇野利泰訳

やはり人気高し! 東京創元社社員の投票結果でも1位でした。とてもインパクトのある作品です。まさに傑作中の傑作!

2位 16票

「十三号独房の問題」ジャック・フットレル 宇野利泰訳

投票者の方から「謎解き脱獄物の傑作」というコメントをいただきました。謎解きミステリの決定的作品です!

3位 11票

「オッターモール氏の手」トマス・バーク 中村能三訳

投票者の方から「自分の中で短編ベストに近い」というコメントをいただきました。こちらも読むと忘れられない作品ですね。

4位 8票

「夜鶯荘」アガサ・クリスティ 中村能三訳

投票者の方から「女王の多彩さ」というコメントをいただきました。わたし(東京創元社S)が3作を選ぶなら、これを入れます。サスペンス感がすばらしいです。

5位 7票   

「放心家組合」ロバート・バー 宇野利泰訳
「奇妙な足音」G・K・チェスタトン 中村保男訳
「銀の仮面」ヒュー・ウォルポール 中村能三訳
「妖魔の森の家」カーター・ディクスン 宇野利泰訳

投票者の方から「『銀の仮面』は傑作であるとは思いますがあまりにも怖過ぎて絶対に再読したくないので外します!」というコメントをいただきました。うむ。お気持ちたいへんよくわかります。
「妖魔の森の家」には投票者の方から「カーの魅力が凝縮された本格ミステリ短編の教科書的な」というコメントをいただきました。

9位 6票   

「クリスマスに帰る」ジョン・コリアー 宇野利泰訳
「爪」ウィリアム・アイリッシュ 門野集訳

11位 5票

「盗まれた手紙」エドガー・アラン・ポオ 丸谷才一訳
「密室の行者」ロナルド・A・ノックス 中村能三訳
「黄色いなめくじ」H・C・ベイリー 宇野利泰訳
「十五人の殺人者たち」ベン・ヘクト 橋本福夫訳

「妖魔の森の家」もそうですが、旧版の『世界短編傑作集』には収録されていなかった「盗まれた手紙」にも票が集まったのが嬉しいです。「十五人の殺人者たち」は、リニューアル担当の戸川安宣氏も選んでくださった作品。わたしも初めて読んだときは衝撃でした。


15位以降はまとめてご紹介いたします!


4票

「赤毛組合」アーサー・コナン・ドイル 深町眞理子訳
「赤い絹の肩かけ」モーリス・ルブラン 井上勇訳
「オスカー・ブロズキー事件」オースチン・フリーマン 大久保康雄訳
「偶然の審判」アントニイ・バークリー 中村能三訳
「信・望・愛」アーヴィン・S・コッブ 田中小実昌訳
「ボーダーライン事件」マージェリー・アリンガム 猪俣美江子訳
「証拠のかわりに」レックス・スタウト 田中小実昌訳

3票

「安全マッチ」アントン・チェーホフ 池田健太郎訳
「いかれたお茶会の冒険」エラリー・クイーン 中村有希訳

2票

「人を呪わば」ウィルキー・コリンズ 中村能三訳 
「医師とその妻と時計」アンナ・キャサリン・グリーン 井上一夫訳
「ズームドルフ事件」M・D・ポースト 宇野利泰訳
「完全犯罪」ベン・レイ・レドマン 村上啓夫訳
「ある殺人者の肖像」Q・パトリック 橋本福夫訳
「危険な連中」フレドリック・ブラウン 大久保康雄訳

1票

「レントン館盗難事件」アーサー・モリスン 宇野利泰
「ギルバート・マレル卿の絵」V・L・ホワイトチャーチ 中村能三訳
「ブルックベンド荘の悲劇」アーネスト・ブラマ 井上勇訳
「急行列車内の謎」F・W・クロフツ 橋本福夫訳
「堕天使の冒険」パーシヴァル・ワイルド 橋本福夫訳 
「茶の葉」E・ジェプスン&R・ユーステス 阿部主計訳
「キプロスの蜂」アントニー・ウィン 井上一夫訳
「イギリス製濾過器」C・B・ベックホファー・ロバーツ 井上一夫訳
「殺人者」アーネスト・ヘミングウェイ 大久保康雄訳
「窓のふくろう」G・D・H&M・I・コール 井上勇訳
「いかさま賭博」レスリー・チャーテリス 宇野利泰訳
「黄金の二十」エラリー・クイーン 小西宏訳


ほんとうにたくさんのご投票をありがとうございました。
今後も『世界推理短編傑作集』を末永くよろしくお願いいたします。