WEBミステリーズ!をお読みの皆さまこんにちは、総務部のIです。
約半年ぶりの登場となります。しばらくお付き合いください。

総務部業務レポート……
いやぁ、本決算とそれに伴う諸々の作業は無事終了し、消費税増税への対応も完璧で言うことなしですな!……
何てことを書いたとして、まったく面白くもなんともないですよね。しかも、けっこう誇張することになるし。
でもですよ、本当に毎度毎度書くべき内容については苦しんでまして、今回についても読んでくださる方々にとって何かしらウケる内容かつ、少しでも我が社の刊行物や、会社自体のPRにつながるようなものを、と考え(本当です!)さらに考え、さらに考えて…… いたら本当に締切を過ぎました。

いやぁ、今回はさすがにネタが浮かびませんでした!そこで今回の総務部業務レポートは、開き直りまして、現在日本を席捲しておりますアレです、そう、ラグビーのワールドカップを2試合ほど現地観戦してきましたので、それについて書いてしまいます!

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9月22日のアイルランド-スコットランド戦、10月5日のイングランド-アルゼンチン戦を観戦しました!


今回のラグビーワールドカップ、チケットの確保は本当に大変で、ようやく買えた席は少々見づらい位置でした。
どこかで、ちょっとマイナースポーツだしスタジアムは大箱だし、という感覚があり、直前でも大丈夫だろう、と高をくくっていたことが完全に裏目に出ましたね。でも、開幕前には誰がここまでの盛り上がりを予想できたでしょうか?

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どちらの試合も観客のほぼ8割以上は外国の方々でした!

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9月22日の試合は、その8割の内の9割はアイルランド人でした!


両日ともスタジアム内及びその周辺に限らず、スタジアムに向かう電車内や最寄り駅周辺でも、みなさんビールや缶チューハイ片手にとにかく大変な盛り上がりでして、それでいて少なくとも自分が滞留した間や周囲に限っては、目立ったトラブルもなくてとても良い雰囲気でしたよ。

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10月5日の試合における楽しそうなイングランドのみなさま

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えっフレディ・マーキュリー!? 生きていたんですね・・・・


今回のワールドカップ、ジャパンの快進撃や開催地での各国選手・ファンとの交流エピソードなども相まって、もの凄い盛り上がりですよね。
自分もラグビーは小さいころからよく見ていて、当然例のラグビードラマにもハマり(年齢がばれる…)、通った高校では部活にこそ入りませんでしたが、クラス対抗のラグビー大会があって、曲がりなりにもプレー経験?もあるのです。
大学生の時は、早明戦を中心とする大学ラグビーの人気が全盛の時代でしたし(ほんとに年齢がばれる…)、身近なスポーツだったのですよ。
そんな訳なので、高額チケット(席いまいち)、マッチデイプログラム、公式グッズ、公式ビール(一杯1,000円!)等々、財布の中身はジャッカルされましたが、冒頭のキャッチコピー通り、自国開催のワールドカップを観戦できたことは一生の思い出となりました!

自分の人生で一度にこれだけ大量のアイルランド人を見ることはもうないでしょうね……

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ノーサイド後の光景。花道を作り讃えあう両チーム。


さて、今回のワールドカップのおかげで、ラグビーというスポーツの持つ特徴が様々な視点から語られるようになりましたね。
複雑なルールに代表される競技文化の背景や、代表チームの構成に色濃く反映される人種・民族・宗教等の特性、または、作戦理論のビジネスマネジメントへの転用などなど……
そんなラグビーが持つ様々な側面は、当然小説の世界でも重用されていて、これまで数多くの作品で題材・モチーフとなってますね。
今年の7月に弊社より刊行いたしました、堂場瞬一『決断の刻』も、ラグビーがストーリーにしっかりと組み込まれる形で描かれています。


自分の仕事に誇りを持って人生を歩んできた二人の男、その男たちを固く結び合わせる絆として描かれるラグビー…
自らも高校時代はラガーマンであり、ラグビーを題材とした作品もお書きになっている堂場先生、これぞ堂場ワールドの集大成とも言うべき作品です。

最終盤を迎えましたラグビーワールドカップ、そんな最高峰の戦いにも劣らない、胸の熱くなる傑作です!
どうぞお楽しみください!