財宝の在処が隠された暗号の解読にとりつかれた男と、
百万ダラーの賞金がかかった数学の仮説の証明にすべてを捧げた男。
異なる時代に生きるふたりの人生を狂わせた、ふたつの謎の物語。

短編集『あがり』(創元SF文庫)「イヴの末裔たちの明日」『Genesis 一万年の午後』収録)の松崎有理さんの最新作が特別読み切りで登場です。
異なるふたつの時代を舞台に、同じ名前を持つ謎にとりつかれ、その解明にすべてを捧げることになるふたりの男の運命が描かれます。

松崎有理「ひとを惹きつけてやまないもの」を読む

○松崎有理(まつざき・ゆうり)
1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。2010年に「あがり」で第1回創元SF短編賞を受賞。同作を表題とした『あがり』のほか、『代書屋ミクラ』『洞窟で待っていた』『嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子』『5まで数える』などの著作がある。