今月、キャロル・リーア・ベンジャミンの
『知りすぎた犬』が刊行されますが、


『ぼくの名はチェット』で、ハートを鷲掴みにされた、犬好きの皆様、第二作『チェット、大丈夫か?』が昨年10月末に刊行されたこと、ご存じですよね。
 なんだか、きちんとお知らせしなかった気がするので、何を今さら……とお思いでしょうが、ここでちょっと声高にお知らせしてしまいます。
 第二作『チェット、大丈夫か?』では、チェットとバーニーが、とてもペイのいい仕事にありついたのです。
 ドッグショーに出る小型犬プリンセス(飼い主は伯爵夫人)のボディガードというのがそのお仕事。ところがところが、おなかのすいたチェットがプリンセスのおやつを、激しい体当たりで横取り!
「プリンセスを倒したかもしれないが、絶対わざとじゃない、本当だ。だけど、そのベーコンビッツはすごくうまかった」
 これでは、駄目でしょう。
 クビですよ。クビ。
 そして、その後、プリンセスも伯爵夫人も誘拐されてしまったのです。
 それどころか、誘拐されたのは夫人と飼い犬だけでなく、なんと、バーニーの恋人も失踪してしまった……。チェットもバーニーも大丈夫か?
 全世界の犬好きに捧げる傑作ミステリをあなたに。
 チェット・ファンの皆様、
 http://twitter.com/ChetTheDog/
 http://www.chetthedog.com/

こんなところものぞいてみてくださいね。
(2012年2月6日)



推理小説の専門出版社|東京創元社